華麗な高齢者の共通した秘訣とは!


華麗な高齢者の共通した秘訣とは!

こんにちは。健康スタジオ横浜の内藤です。

今日は敬老の日で、国民の祝日になります。

当初は老人の日といわれていましたが、途中から敬老の日に改められています。

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としています。

 

具体的に老人の定義はありませんが、WHO(世界保健機構)では65歳以上を高齢者としており、わが国でも65歳以上を高齢者と呼んでいます。

昔の65歳の人と現在の65歳の人を比べると明らかに違いますね。

今の65歳の人は若く見えますね。

高齢者で一括りにするには無理があるように感じます。

ひとつは昔に比べて栄養が改善されたことが大きいと思います。

70歳以上の方を高齢者、80歳以上の方を後期高齢者とお呼びしたほうがしっくりきます。

私は老人という言葉は極力使わないようにしています。

老人の定義がはっきりしていませんので個人差があります。

ちなみに私なりに老人の定義をあげるとすると、

・筋力・柔軟性・バランス力の衰えた体の持ち主
 これは見た目にもわかります

・新しいことに興味や関心がなく現状を守ろうとする心の持ち主
 こちらも内側からにじみ出てきます

といえます。

 

100歳を超えて元気に活躍されている方をセンテナリアンといいます。

何年か前にNHKスペシャルで紹介されましたし、書籍にもなっているのでご覧になった方もおられると思います。

センテナリアンの方に共通する特徴をご紹介いたします。

体の中の慢性炎症のレベル(だれでも加齢とともにゆっくり体内で進む炎症で自覚症状は殆ど無い)であるCRP値が低いことがわかっています。

センテナリアンの方は、CRP値が高くならないように、どのような生活を送っているのでしょうか。

 

慢性炎症を抑える生活習慣とは?

1.老化を防ぐ運動

「負荷の強い動き」が健康長寿につながっているようです。

長寿地域の人々は、日常生活の中で負荷の強い動き、あるいは運動が取り入られており、「微小循環が活発」になっていることがわかりました。

微小循環とは、体内の毛細血管で起こっている目に見えないレベルの血流のことをいいます。

微小循環には、血液循環によって溜まった老廃物を速やかに取り除く働きがあります。

心臓や腎臓機能が低下しても微小循環が良好な場合は、微小循環の力によって機能低下をカバーできると、ローマ大学長寿研究リーダーのディ・ソンマ教授はおっしゃっています。

身体を動かし筋肉を活動させることが微小循環を活発にする秘訣だと言います。

 

2.老化を防ぐ食事

世界には、長寿者が多く暮らす”ホットスポットと呼ばれている地域があります。

食事はその地域に住む人種、性別、年齢により違いがあります。

共通しているのは、「腸内細菌」が活発であるということです。

その地域の発酵食品を上手に摂ることで良好な腸内環境が作られます。

また、住む場所、環境によって食べ物の効果が違う事も判明しています。

例えば日本人が地中華料理を食べ続けても健康長寿には効果がないかもしれません。

日本人に最適な慢性炎症を抑える食事の一例です。

・お魚 

魚の脂を摂取すると、EPAやDHAには抗炎症成分があり、他の油(紅花油など)を摂取するよりも慢性炎症が約40%抑えられるといいます

・ひじきの煮物 

大豆、にんじん、海藻による炎症度を下げる効果があります

・みそ 

みそには抗炎症成分が入っています

 

3.慢性炎症を抑える心の傾向

カリフォルニア大学医学部のスティーブン・コール教授は、日常で得ることが出来る達成感・満足感などの度合いをデータ収集しました。

調査した人たちの血液を採取し「慢性炎症」との関連を調べた結果、ある遺伝子が見つかりました。

それは「CTRA遺伝子群」といいます。

CTRA遺伝子群は、ストレスを受けた時でも、満足感を得るとCTRA遺伝子群の活動が緩やかになるという特徴を持っています。

これは、「満足した」「安心した」などの精神的な活動が身体の炎症反応と関係していることを示しています。

ただし、過度の食欲、自分のためだけの買い物、自分を満たすだけの娯楽など、自我を喜ばせているだけの行動では、逆にCTRA遺伝子群が活発になり炎症度を強めてしまうので要注意です。

逆に慢性炎症を抑えるタイプの満足感とは次のとおりです。

・人を喜ばせるための買い物

・ボランティア活動

・家族を大切にする

・世のために働く

・アート作品を発表

 

などの、生きがい型、社会貢献する姿勢の満足感があげられ、これらの活動を行うことで「CTRA遺伝子群」の働きが弱まるといわれています。

人間の脳は、社会とつながりお互いを助け合ったときに炎症反応が収まるように生物的にプログラムされているようです。

生きがいを感じることは大切で、生きがいを感じる人と感じない人では、同じことをしても身体への影響は違ってきます。

 

次にご紹介する方々も、活き活きと活躍をされておられ、周囲の人を元気にし、年齢よりもかなり若く見られます。

体と心の両方とも若くなるような生き方をされておられます。

このような方々は、年齢には関係なく老人とはいえません。

・『すごい90歳』の奥村正子さん

・『しあわせヨーガ』の角田照子さん

・マスターズ陸上競技日本記録保持者 富久正二さん